名古屋学芸大学 令和6年度卒業制作

LOOP.

 
円形×カラーでつくる生活雑貨ブランド「LOOP.」の提案です。今回、身近で手に取りやすい生活雑貨9種類を制作しました。何気なく毎日使うものにさりげない工夫やアイデアを加え、ビジュアルの可愛らしさだけでなく、ユーザーの暮らしをより快適に、そして楽しくする仕掛けを取り入れました。「LOOP.」があなたの毎日にちょっと良いをお届けします。
 
作者名:小林莉緒
[メディア造形学部デザイン学科
スペース・プロダクトデザインコース
プロダクトデザイン領域]
担当教員:関義幸


Covering the self

 
単なる装飾ではなく、その瞬間のその人自身を表現する、布を使った空間デザインができないかと考えました。布は視覚・嗅覚・触覚・聴覚という複数の感覚機能に働きかけ、人間の記憶や感情、移ろいゆく心の動きを映し出す素材です。そんな布を「ときめき」を手がかりに自由に選び、パッチワークしたもので家具や雑貨などを覆うことで、空間全体をその人の表現装置へと変換します。
 
作者名:長尾柚果
[メディア造形学部デザイン学科
スペース・プロダクトデザインコース
スペースデザイン領域]
担当教員:金昌郁・山本あつし・原祥子


食べる優しさ

 
食べる優しさとは、大きい方のケーキをくれたり、大好物を作ってくれたりする食事の時の優しさの事です。5つに分類した優しさがどのように行動に現れるのかまとめた優しさ辞典。私が優しさを感じた食べ物をモチーフに、食べ物が持つ『形』『色』などの特徴を、優しさの要素である『愛』や『思いやり』に例え、その優しさがどんな要素でできているのかを具現化する。という2つの展開で、優しさを食を通して視覚化しました。些細な優しさに込められた気持ちに気づき、自分や人をより愛おしく思えるきっかけになりますように。
 
作者名:井戸紅瑠実
[メディア造形学部デザイン学科
ビジュアルコミュニケーションデザインコース
ビジュアルコミュニケーション領域]
担当教員:尹成濟


「自分にであう」屋台 イトキチ

 
どんな自分でも受け入れられたら、生きるのがちょっと楽しくなる。
自分の中から「何かを作り、生み出すこと」を通して、自分を認められるような体験を、屋台というコミュニティの中から提案します。屋台では、上手く描くのではなく、自分のきもちの発散や、「思うままに描く」ことを体験します。いろんな人がいて、それぞれ違いがあることを、面白いと感じられることができたら、自分のことも少し好きになれるのではないでしょうか。
 
作者名:小林美結
[メディア造形学部デザイン学科
デザインプロデュースコース
デザインプロデュース領域]
担当教員:冨安由紀子