名古屋女子大学 平成29年度卒業制作

「ゆらゆら船にご注意を」

 
造形ゼミナールでは、カム、クランク、ギヤ、ベルト、プーリー等を使用しておもしろい動きをするからくり玩具(オートマタ)のデザイン・制作に取り組みました。これは「工夫して遊べる玩具」をテーマに、右手のハンドルを回すと船が揺れる仕掛けで、波に揺れる船の様子を表現した玩具です。揺れる船から魚を落ちないように積んで遊びます。積んだ魚の数を競い合いながらコミュニケーションの手段としても利用できます。
 
作者名:小林千夏[文学部児童教育学科幼児保育学専攻]
指導:渋谷寿

「コミュニティ住宅」

 
各住戸が卓上ゲーム(将棋・囲碁・かるた・チェスなど)を趣味とし、それを通してコミュニティの形成を図った集合住宅です。和洋折衷館(卓上ゲーム場)は、ゲームの和洋別で和室、洋室と区別し、庭も和洋に分けるなど徹底しています。小学生からゲームに没頭していそうで、外部の人の受け止めは?と思いますが、家庭には持ち込まず、日常生活との区別も、徹底していると想像します。和洋折衷館には台所もあり、庭を眺めながらゲームの話題に花が咲き、盛り上がるのでしょう。植栽や外観のカラーリングにも、配慮された集合住宅です。
 
作者名:久田千尋[家政学部生活環境学科]
指導:田中英彦

「薔薇(ばら)」

 
日本舞踊の衣装からインスピレーションを得て、舞台衣装としてデザインしました。ウエストには帯をイメージした装飾、ドレスの裾は着物の「おひきずり」のシルエットを取り入れ、薔薇の花のモチーフで装飾しました。薔薇の棘を表現したフリンジは、布を細く切り裂き自作しました。華やかな日本舞踊の世界観を現代的なドレスとして表現した作品です。
 
作者名:伊藤あぐり[短期大学部生活学科ファッションデザインコース]
指導:小田久美子

卒業制作「尾州毛織物を用いたデザイン研究-ケープ付きブラウスとワイドパンツのセットアップ-」

 
衣生活研究ゼミナールは、企業や行政との連携による研究を進めています。平成28年度、学生は「猫系男子」をコンセプトに生地とデザインを提案し、産学行政連携で織り上がった「猫系男子のためのコート生地」は、「Japan Textile Contest 2016 」一般の部で入選しました。29年度の今回は、同生地を用いて流行のケープとワイドパンツを制作し、15th JAPAN YARN FAIR &総合展「THE 尾州」(2018.2.21-23一宮市総合体育館)に出品し、尾州産地への地域貢献に役立っています。
 
作者名:佐藤若菜・南谷玲奈[家政学部生活環境学科]
指導:小町谷寿子