○ 新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。
会員の皆様には、新たな期待を持って新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年度を少し振り返りますと、まず最も大きな事業は、中部デザイン協会の事務局を国際デザインセンターに移転をし、さらに新しいパソコンを導入し協会運営の効率化を図ったことです。これにより格段にCDAの機能が強化されました。また人事では、宇賀理事長、舟橋が会長を務め、さらに西村事務局長の就任、あわせて高橋敏郎、瀬戸壽司の両氏が理事に就任した。これによりCDAの活動推進がさらに強化され、各委員会は活発な事業展開を行ってきました事は、周知の通りであります。
さて14年度のCDAの運営を担う理事選挙のご案内をまもなくお送りいたします。皆様のご協力によりまして、14年度は新たな理事により、新たな中部デザイン協会の運営、活動が積極的に行われて行くことでしょう。
会員の皆様のご参加、ご協力によりまして中部デザイン協会はより強化され、活性化されて行きます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

平成26年 元旦
中部デザイン協会 会長
舟橋 辰朗

CDA理事長のつれづれ

 新年明けましておめでとうございます。2014年が更に発展できる一年であることを期待いたします。
 それでは、ヒューマンインタフェイスのデザインについて私の思うことを少し述べてみたいと思います。
 私はプロダクトデザイナーとして工業製品のデザインを担当してきました。
工業製品は私だけでなく他の多くデザイナーの手により開発・設計され、具体化します。製品は機能的価値を生み出すエンジニアリング要素の開発・設計、現実化させる構造設計、制御設計、生産技術、それらは全て計画するのは各デザイナーの役割です。そして私の様なデザイナーはヒューマンインタフェイス(Human Inter Face以降HIF)を担当し、人間環境への適合を具体化します。そのようにして、製品は世の中に送り出されます。
 私はHIFとは人間と機械(機能)の接点と考えています。制御系だけの話ではなく、人が五感を通してモノから得る全ての感覚・情報を扱うことです。それは、ジェイムス ギブソンの提唱したアフォーダンス(affordance)の考え方に沿おうとするものです。 [James Gibson 生態学的視覚認知論]
 それは、単純な道具や家具のように形が機能を持ち、素材が直接人間との接点となるものと、機能はパッケージされ、人の生活環境で使用するためコントロールの接点(操作表示部)を設ける製品とに分類することが出来ます。
 身近なもので考えてみますと、前者はドアの取っ手(図1)が典型的です。形が人との接点で、使い方、つまり手の添え方、廻し方を人に事前に伝えています。また家具の中では、椅子(図2)はその形が使う目的を伝え、座れば接点である座、背、肘の心地良い状態を人に直接伝え、デザインされた価値を発生させます。


図1ドアの取っ手

図2肘掛椅子

 一方、後者は住宅の壁掛けエアコンはどうでしょう、その機器の形そのものは接点としての価値を持たず、冷暖房効果を発揮するに必要な機器熱交換器と送風機、制御装置がパッケージされています。そこから発生させる空調効果が価値(接点)を持っています。しかし、重要な人との接点として、人の意志を伝えるリモコン(図3)とエアコンの運転状況を伝えるモニタ画面が重要な接点になります。
この様に、身の回りの環境を見渡すと、様々なインターフェイスに溢れています。


図3リモコン

 工場の生産現場では、自動運転の工作機械、マシニングセンターが列をなしています。それらも、オペレーターと機械の接点であるHIF無くして生産活動はできません。
 特に機能、制御の高度化が進み人の能力との落差を埋める優れたHIF不可欠です。機械の処理スピードは日々高速になりますが、人間のスピードは相当の訓練で頑張っても機械には到底追いつけません。
 機械に異常が発生し、操作画面にランプが点滅します。しかし人は異常な事は分かっても、次の行動に移るためには、どうしても時間がかかります。またパニックに陥ることもあります。その時HIFとして、オペレーターへの情報の伝え方は大変重要です。人は考えて動く場合は時間がかかります。直感的に動く場合は早く動けます。操作画面(図4)は人が直感的に動けるよう表示表現を工夫する必要があります。その一つ方法として、機械のディテールを具体的に表示することで、見ただけで機械のどの部分がどの様な状態かの直感的理解をし易くさせます。
 以上に様にHIFは我々がデザインを考える上で重要性と広がりを持ち、私の考えるデザインの使命と思っています。


図4 具体的表現を工夫した操作画面

 美しい形や色を考えることも人との接点を求めてのことと思います。まさに視覚伝達デザインです。
HIF デザインは視覚であれ、触覚あれ、五感を通して人と人間との接点をより良くしていくことと思います。
そのためのデザインの方法で重要なことは、人の側に立ったシミュレーションを地道に積み上げて、課題を潰していくことだと思います。
 HIFデザイナーが機械やシステムの理解をすることは大変重要ですが、その結果検討のスタートのレベルが高くなっては逆効果となります。深い理解をしながら、HIFの検討は素朴な素人の疑問レベルから始めることが肝心です。そのためのモデル作りの例としまして、簡単な概念的モデル(図5)から、検証を経て、リアリテーのある精度を上げたラフモデル(図6)へと積み上げていくことです。
 検討過程をビジュアル化することは幅広い担当部門の意見を集約することが出来ます。また、その表現レベルを上げていくことにより、深い検討が可能となります。
 これは、デザイン開発の過程のチームに対するHIFというとこです。また自分自身に対する、創造過程のHIFです。


図5 概念的なラフモデル(手作り)

図6 精度を上げたラフモデル(手作り)


(著 中部デザイン協会理事 和田 眞爾 )

「都市型高齢者住宅見学会」レポートを掲載いたしました。ご覧ください。
http://www.cda.ne.jp/blog/index_item447.html

○ 中部デザイン協会では、会員の皆さんの作品展・展示会など、商用・個人を問わず、「会員からのお知らせ」に掲載します。ぜひご活用ください。
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セントラル・
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  2/11〜2/16 THE POSTER WORKS2014
  2/18〜2/23 河村ゼミ展
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1/18〜2/9 <特別展> 上村松園の魅力 -本画と下絵を一堂に-
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CDA会員特典有
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212-0001
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853-2655
1/4〜2/16 特別展 文字のチカラ −古代東海の文字世界−
  3/11〜5/6 国際浮世絵学会創立50周年記念 特別展 大浮世絵展
名古屋ボストン美術館
684-0101
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古川美術館
763-1991
1/2〜3/2 古川美術館 富士山世界遺産登録記念展 「麗しの日本」
  1/15〜2/9 分館爲三郎記念館築80年記念イベント 等
徳川美術館
935-6262
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0564-28-5000
1/11〜3/23 暮らしのうつりかわり
豊田市美術館
0565-34-6610
1/7〜4/6 【常設特別展】愛知リアリズム−宮脇晴と岸田劉生の周辺
豊田市民芸館
0565-45-4039
12/10〜3/2 開館30周年記念特別展(仮)縄文の美
  3/11〜5/25 企画展 名誉市民 本多静雄コレクションIII
刈谷市美術館
0566-23-1636
1/11〜2/23 井上洋介図鑑 漫画、タブロー、絵本
  3/1〜4/13 常設展第3期 宇野亜喜良展 本に見る少女譚
メナード美術館
0568-75-5787
1/2〜2/23 所蔵企画展 春に恋して
国際デザインセンター
4Fデザインギャラリー
4Fデザインミュージアム
265-2106
11/22〜5/18 IdcNコレクションシリーズvol.19 30’s Postersーモダンライフとグラフィックデザイン
  1/14〜1/16 前畑新作展(仮称)
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  2/1〜2/6 デザイン・トリプレックス10 日本の空間デザイン賞展
  2/15〜3/2 切中優希子展(仮称)
松坂屋美術館
264−3611
12/14〜1/19 SNOOPY JAPANESQUE スヌーピー×日本の匠展
  1/25〜2/2 第58回 現代書道二十人展
  2/8〜3/2 星星會展 ―日本画の伝統と未来へ―
碧南市
藤井達吉現代美術館

0566-48-6602
12/25〜2/9 画人・富岡鉄斎展
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高浜市やきものの里
かわら美術館

0566-52-3366
1/2〜1/19 瓦だけじゃない!―かわら美術館考古資料展―
  1/25〜3/9 第22回 日本陶芸展
桑山美術館
 052-763-5188
1/8〜2/2 新春展 「やきものの魅力 −土モノと石モノ−」
大一美術館
 413-6777
10/22〜4/20 エミール・ガレを中心にアール・ヌーヴォー&アール・デコ ガラス名品展
美術館等 [ 岐阜県 ]
岐阜県美術館
058-271-1313
1/24〜3/9 第7回円空大賞展
美術館等 [ 三重県 ]
三重県立美術館
0592-27-2100
1/4〜2/16 大橋歩の想像力 Imagination from/into/beyond Words
  1/4〜3/2 ふるさと知事ネットワーク(三重・福井)美術館交流 特集展示:福井県立美術館蔵 岩佐又兵衛
  3/1〜5/6 ア・ターブル!―ごはんだよ! 食をめぐる美の饗宴―
美術館等 [ 新潟県 ]
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0258-28-4111
11/8〜1/21 館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技
  3/1〜4/13 岩田正巳展
美術館等 [ 長野県 ]
長野県信濃美術館
026-232-0052
12/16〜1/7 没後100年 児玉果亭
「The 書」
  2/1〜3/2 なにコレ?展覧会
美術館でおしゃべりしよっ!2013−絵をみて話そう みんなで話そう−
北澤美術館
0266-58-6000
10/21〜3/31
  • 開館30周年記念特別展 エミール・ガレ ベスト・オブ・ザ・ベスト 第2部(Part2)
  12/3〜3/31 折井宏光 歴史画の世界展