○ 日韓陶芸交流展 開崔のお知らせ 【CDA協賛・協力展示】

平成25年8月5日(月)〜9日(金) a−1ギャラリー
釜山デザインセンターに所属する陶芸作家メンバーと日韓陶芸交流展を下記の要領にて開催いたします。開催につきましは、韓国側は任意のメンバーであるため、CDAとしましては、協賛、協力展示の形で推進いたします。

○ デザイン相談員参加募集のおしらせ 【CDA参画・協力】

中部デザイン協会(CDA)は中部デザイン団体協議会(CCDO)が名古屋商工会議所(名商工)と共同で推進する中小企業を対象としたデザイン相談"それはデザイナーに聞け"に参画、協力しています。
1、デザイン相談員募集 2、デザインセミナー講師募集 3、メッセなごや相談員場集

CDA理事長のつれづれ

橋の芸術 錦帯橋

●錦帯橋の概要

錦帯橋は山口県岩国市の錦川に架かる木造の五連のアーチ橋で、日本三名橋や日本三大奇橋に数え られ名勝に指定されている。

 防御を固めるために錦川を外堀代わりに使った岩国藩の城下町は川で二分されていた。そのため藩 政を行うため武士たちは毎日川を渡る必要があった。川の水が穏やかな時は渡し船で渡ったが、水 量が限度を超えると川を渡る手段が無くなるため、橋が架けられたが、ことごとく激しい流れ に流失しており、流れない橋の実現は藩の悲願となっていた。

三代目藩主となった吉川広嘉は早くから流れない橋の研究をおこなっており、山梨の猿橋などの はね橋、そして特に石造アーチ橋にも望みをかけていた。しかし、どうしても解決できない問題があ った。それは錦川の200メートルという川幅であり、この川幅を一つのアーチでまたぐのは当時の 技術では困難であった。
そんな時、明からの帰化僧独立(どくりゅう)から紹介された中国の杭州にある西湖について書か れた本「西湖志」を長崎から取り寄せてみると、そこには5つの小島に架かる小さなアーチ橋が描 かれいた。広嘉はそれを見て大いに喜び、錦川にいくつかの島を築いて、そこにアーチ橋をかけ るという構想を思いついた。
洪水に耐えるように水流方向にとがった角を持つ紡錘形の石垣つくりの橋脚を川の中に築き、そ の四つの頑丈な橋脚を木造のアーチ橋で繋ぐという世にも稀な五連のアーチ橋が1673年に完成した。 しかし翌年の1674年に洪水により流出し、同年すぐに再建され、その後橋脚下部の敷石の改良や 人が渡る時の揺れを抑える構造の工夫など多くの改良が加えられた。これらの改良が功を奏し、 1674年の再建以来、実に276年もの間、流出することなく定期的に架け替え工事が行われ、人々 の安全な通行を保ってきた。

中央3連は迫持式(せりもちしき)といわれるアーチ構造で、両端の2つの橋は反りを持った桁橋 構造となっている。江戸期にはアーチ橋(第二橋、第三橋、第四橋)は約20年ごと、桁橋(第一橋、 第五橋)は約40年ごとに架け替えられてきた。橋自体は50年以上持つが、大工技術の伝承の意味が 大きいとされている。架け替えに必要な木材確保のため、計画的な植林もされてきた。
日本の木の文化を象徴する神社の式年遷宮にも似た行為が繰り返されていた。

1950年、キジア台風により、橋脚から崩壊し完全流出してしまった。276年間流されなかった橋 が流出した原因として、戦時体制下での松根油採集により山が荒れて洪水を助長したこと、橋自体 の補修の不備、また進駐軍岩国基地滑走路の拡張のため錦帯橋付近の砂利の大量採集により敷石 の剥離が起きたなどとも考えられている。
しかし、1953年に市民の熱意が実り再建が完了。そして、それから50年ぶりに橋体部分の架け 替え工事が3年間かけておこなわれ2004年にまっさらな錦帯橋が再び出現した。
石垣でできた橋脚に斜め上に向かって突き刺した長い桁材の上に二番目の桁材を少しせり出して付 ける。同じように次々に上に置いていき、両側からアーチが伸びて最後に大きな棟木で真ん中が繋 がれる。高度な木造技術が結集された錦帯橋は正確な図面があればできるわけでなく大工の勘どこ ろに頼る部分が大きい。6種類以上の選び抜かれた国産材を橋の構造別に細かく使い分ける。完璧 なアーチ型を完成させる木の組み合わせは現場での緻密な調整なくしては不可能であることは容易 に想像できる。この平成の架け替えには地元岩国から幅広い年齢層の大工が起用され、先代の驚き の技術を学びながら、錦帯橋を守るという岩国大工の冥利につきる仕事をおこない、未来の架け替 えにも備えられた。

錦帯橋の歴史や建造技術については岩国市公式ホームページの[錦帯橋]サイトをご覧いただくと構 造や部材などが丁寧に説明されており、日本が誇る木造建築物として世界文化遺産に登録され るべき橋だと納得する。

錦帯橋ホームページ http://kintaikyo.iwakuni-city.net/

専門的な内容はこのサイトで充分に堪能していただくとして、私は錦帯橋の面白さをレポートする。

●まず近づいて見る

初めて見ると案外大きくて驚く。全長193.3m、幅員5.0m、橋の高さは13mに及ぶ。 この面白くも美しい橋は5連のアーチ構造により見る角度で様々に変化する。

川岸に降りてみると迫力がいっそう増す。 アーチ橋の下に入って見上げると、まさしく空に伸び行く架け橋だ。 城の石垣と同じような構造を持つ橋脚を触ると数百年の歴史の重さを感じる。 橋脚の石垣の多くは江戸時代創建当時の石が今も使われている。

橋脚を守る河床には岩が敷き詰められ澄み切った水が眩しい。

●橋を渡ってみる。

見るだけでも面白いが、誰もが一度は歩いてみたくなる体験冒険型だ。 第一橋は滑らかなアーチで歩きやすい。どきどきしながら進む。

アーチの底にくると見上げるような山がそこにある。第二橋だ。

空に向かって登る。頂上の人が高いところに見える。

だんだん落差が短くなるグラデーションの階段。階段がなければとても登れそうにない坂だ。 でも小刻みな階段を小走りしたくなる。

頂上付近に来る。第二橋や第三橋の頂上がやっと見える。うねった大きな龍の背中を歩いてるよう。 アーチの頂上は凄く高くて気持ち良い。高所恐怖症にはちょっと怖い。

頂上を過ぎると、今度は急な下り坂。谷底に落ちるよう。グラデーションの階段を恐る恐る下る。

第二橋、第三橋、第四橋とこのダイナミックな体験が続く。
何度も後戻りして龍の背中を往復してみても楽しい。大きな上り下りで結構な運動になる。

欄干から顔を出せばそこは清らかで美しい流れ、橋を境に水の表情が一変する。

橋脚の上から下を見ると、とがった石垣があり、船の舳先に立っている気分。

ヒノキの湾曲した手すりも気持ち良い。
高欄の各所に使われている巻金・挟金などの金物類も古式ゆかしい

太陽が高い時に現れるジグザグ模様の影が楽しい

●少し遠くから見てみる

真横から見ると意外に滑らかで優雅なアーチだったんだと気づく。
川上にある錦上橋から見ると水に映りこんで5連のリングになる。

錦帯橋のアーチ形状は研究者の間でカテナリー曲線(懸垂線)といわれている。

ライトアップされた夜の錦帯橋。神秘的なたたずまいに酔う。

●空から見るとどうだろう。

城山の頂上にある岩国城の天守閣から見るとこんな風。
不思議なものが川にある感じ。躍動感がある。

錦帯橋は体験冒険型の橋。面白く、そして美しい。
未来に向けて保護の取り組みを充実するためにも世界文化遺産への登録が望まれている。

●実は筆者は錦帯橋の地元出身。

錦帯橋からほど近い岩国高校に自転車で通学する時、毎日錦帯橋を横目に見てきた。
そのため、今回のレポートに多少の強調があることはお許し願いたい。
当時は錦帯橋の偉大さには関心がなく、ありふれた風景の一部だった。反省の意を込めて、今回の レポートに至った。

ちなみに岩国高校の校章は錦帯橋がモチーフ。

校旗の校章はこれ。ちょっとリアルすぎかも。

●おまけ 錦帯橋を訪れた人にお勧めのお菓子の紹介

創業1825年の吉田秋栄堂の「錦帯せんべい」。私が知る限り昔から同じ形で売られ続けている。
パッケージがまずアーチ型。中身のせんべいもアーチ型。五つ並べてみた。素朴な味はあきない。

(著 中部デザイン協会理事 福永祐三)

○ 中部デザイン協会では、会員の皆さんの作品展・展示会など、商用・個人を問わず、「会員からのお知らせ」に掲載します。ぜひご活用ください。
右記アドレス宛てにお送りください。

美術館・ギャラリー情報の内容は保障できかねますので、お出かけの際は、展示期間・内容を各施設にご確認ください。

CDA関連・会員参加
CDA会員参加展覧会 8/5〜8/9 日韓陶芸交流展 (a−1ギャラリー)
CDA法人会員
セントラル・
アートギャラリー
052-951-8998
7/30〜8/4 POP UP 2013
  8/6〜8/11 〜大正モダン花の額展〜 -ヴィンテージ着物コレクションより-
  8/20〜8/25 KOO展 ROLLING AIR
  8/27〜9/1 第4回サムホール絵画展
  9/3〜9/8 第7回現代童画会中部地区展
  9/10〜9/15 水彩連盟会員・会友小品展
  9/17〜9/22 小原グループ展
  9/14〜9/29 第3回TubuColors展
美術館等 [ 愛知県 ]
名都美術館
0561-62-8884
CDA会員特典有
8/20〜9/23 <所蔵品展> 名都美術館 コレクション 虫の音
  8/27〜9/1 所蔵品展 長江惣吉作陶展 -曜変の再現と創作-
  10/2〜11/10 <特別展> 響きあう芸術 奥田元宋 小由女
杉本美術館
0569-88-5171
CDA会員特典有
4/18〜8/20 杉本健吉没後10年 記念作品展I 若き日の杉本健吉
(同時開催)でんしゃ旅〜昭和10年前後のポスター図案〜
愛知県美術館
971-5511
8/10〜10/27 あいちトリエンナーレ2013
  11/29〜2/2 アイチのチカラ! 戦後愛知のアート、70年の歩み
名古屋市美術館
212-0001
8/10〜10/27 あいちトリエンナーレ2013 揺れる大地−われわれはどこに立っているのか:場所、記憶、そして復活
  11/9〜12/23 ハイレッド・センター: 「直接行動」の軌跡展
名古屋市博物館
853-2655
7/20〜9/1 夏休み特別展 マジックの時間
  9/14〜10/14 特別コレクション展 尾張のやきもの−古陶を楽しむ!
  11/2〜12/5 特別展 奥三河のくらしと花祭・田楽
名古屋ボストン美術館
684-0101
5/25〜9/29 アートに生きた女たち
  10/19〜12/1 北海道立近代美術館名品選 日本画を彩った巨匠たち 〜大観、栖鳳、球子〜
古川美術館
763-1991
8/3〜8/4 第17回こども絵画コンクール「ぼく・わたしの顔(自画像)」
  8/10〜10/6 古川美術館企画展 「放課後美術(あーと)!!」展
愛知トリエンナーレ並行企画
爲三郎記念館特別企画
高北幸矢インスタレーションvol.2<落花 夏の夢。>
  10/19〜12/15 古川美術館特別展 フジコー派の画家の時祈書公開 「藤森兼明」展(仮称)
分館 爲三郎記念館 特別展 「唐長の世界」展(仮称)
徳川美術館
935-6262
7/27〜9/23 歿後130年記念夏季特別展 徳川慶勝―知られざる写真家大名の生涯―
  9/28〜11/4 秋季特別展 歌仙―王朝歌人への憧れ―
岡崎市美術博物館
0564-28-5000
6/8〜8/4 ゆかりのまち提携30周年記念 佐久市立近代美術館所蔵名品展 きらめく日本画−大観・栖鳳から現代まで
  8/17〜10/20 あいちトリエンナーレ2013並行企画 「ユーモアと飛躍 そこにふれる」
豊田市美術館
0565-34-6610
4/20〜9/1 【常設特別展】コレクションによる4つのテーマ展− 新収蔵品を中心に
  6/8〜9/1 【企画展】フランシス・ベーコン展
  7/20〜8/18 【常設特別展】高橋匡太 −ひかりのプロジェクト@豊田−
  9/14〜12/24 【企画展】反重力−浮遊|時空旅行|パラレルワールド
  10/12〜10/27 【常設特別展】高橋匡太 −ひかりのプロジェクト@豊田−
豊田市民芸館
0565-45-4039
6/4〜9/1 企画展 館蔵うつわと灯かりのガラス
  9/10〜12/1 開館30周年記念特別展バーナード・リーチ
  12/10〜3/2 開館30周年記念特別展(仮)縄文の美
刈谷市美術館
0566-23-1636
7/27〜8/25 刈谷城築城480記念展(刈谷市文化振興課事業)
  9/14〜11/3 生誕100周年記念 中原淳一展
  11/9〜12/8 常設展第2期 わたしのベストセレクション!
メナード美術館
0568-75-5787
7/11〜10/6 開館25周年記念 コレクション名作展 IV 西洋美術 ―世界の名画を見ませんか?―
  10/12〜12/23 開館25周年記念 コレクション名作展X 近代日本洋画ー時代を代表する巨匠たちー
国際デザインセンター
4Fデザインギャラリー
4Fデザインミュージアム
265-2106
7/31〜8/19 イケヤン★エキシビションリレーvol.15 幸 勝也展
  8/9〜8/18 あいちトリエンナーレ2013 ビジュアルコミュニケーション展
松坂屋美術館
264−3611
7/27〜9/1 鳥山 明 The World of DRAGON BALL
  9/7〜10/14 知られざるミュシャ展 ―故国モラヴィアと栄光のパリ―
  10/19〜11/24 観阿弥生誕六八〇年 世阿弥生誕六五〇年記念 観世宗家展
  11/30〜12/8 再興第98回 院展
  12/14〜1/19 SNOOPY JAPANESQUE スヌーピー×日本の匠展
碧南市
藤井達吉現代美術館

0566-48-6602
7/17〜9/1 記憶のモニュメント その軌跡の展開 石黒鏘二展
  9/14〜10/20 エミール・クラウスとベルギーの印象派展
  11/1〜12/15 彫刻家・高村光太郎展
高浜市やきものの里
かわら美術館

0566-52-3366
7/13〜9/16 ウルトラマン創世紀展 −ウルトラQ誕生からウルトラマン80へ−
  9/28〜11/4 2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
  11/16〜12/23 Dolls Collection 時をかける等身大人形 −細工人形・菊人形からマネキン・フィギュア・ロボットまで−
桑山美術館
 052-763-5188
9/7〜12/8 所蔵絵画展 いと麗しき 〜松園の美人画を中心に〜
大一美術館
 413-6777
4/23〜10/20 技法で見るガラスアート
美術館等 [ 岐阜県 ]
岐阜県美術館
058-271-1313
6/14〜8/4 詩とメルヘン絵本館15周年特別企画 やなせたかしと『詩とメルヘン』のなかまたち
  7/10〜8/25 近代の巨匠から現代の作家まで  クレパス画名作展
  9/3〜10/27 オディロン・ルドン  夢の起源
  11/8〜12/8 素顔の玉堂 〜川合玉堂と彼を支えた人びと〜
岐阜県現代陶芸美術館
0572-28-3100
5/25〜8/25 特別展 陶芸の魅力×アートのドキドキ
  9/7〜11/24 オールド大倉の世界(仮)
  12/7〜2/23 やきものタイムカプセル
美術館等 [ 三重県 ]
三重県立美術館
0592-27-2100
7/13〜9/23 三沢厚彦 ANIMALS 2013 in 三重
  10/12〜12/8 歿後20年 中谷泰
美術館等 [ 新潟県 ]
新潟県立近代美術館
0258-28-4111
6/29〜8/11 ルーベンス―栄光のアントワープ工房と原点のイタリア
  8/31〜10/14 近代自然主義絵画の成立 オランダ・ハーグ派展
  11/8〜1/21 館長 庵野秀明 特撮博物館
美術館等 [ 長野県 ]
長野県信濃美術館
026-232-0052
7/13〜8/25 信濃毎日新聞創刊140周年記念 近代日本洋画の巨匠 黒田清輝展
  9/14〜11/4 驚く!たのしむ!魔法の美術館 −ようこそ、光のワンダーランドへ−
  11/9〜12/10 生誕200年記念 山浦清麿展
北澤美術館
0266-58-6000
4/20〜10/20
  • 開館30周年記念特別展 エミール・ガレ ベスト・オブ・ザ・ベスト
  7/20〜12/1 佐藤透 コア・ガラスの世界展