中部デザイン協会ホームページ

中部デザイン協会創立60周年
祝祭行事を終えて

去る1月22日、CDA創立60周年の祝祭行事を、盛況のうちに無事終えることが出来ました。
このことは、60周年実行委員の長期に亘る尽力と、会員の皆様方のご支援ご協力によるものと深く感謝致します。
祝祭当日は、中部経済産業局、愛知県、名古屋市等からの来賓を始め、韓国から賓客を迎え、予想を上回る多くの出席者のもとに盛大にして、熱気あふれる祝祭の日となりました。
思い起こせば、2年にも及ぶ長い道のりでした。
昨年4月、実行委員会が組織され、以降委員会によるさまざまな提言、そして会員(個人・法人)の協力を得て地道な準備の積み重ねが、この度の大きな成果に結びついたと思います。
また、昨年は記念事業として総会時のプレイベントをはじめ、秋の韓国への研修、交流ツアーなどの貴重な体験は、必ずや、今後の協会活動の大きな力になると思います。
この60周年の事業を通じ委員の方々の熱い思い、会員の皆様の底力を改めて感じると共に、CDAがこの地域に親しまれ期待されている事を実感致しました。
舟橋総括委員長はじめ、各委員長、委員の方々ご苦労様でした。
会員の皆様ご支援ご協力有難うございました。
尚、ご協力頂きました関係各位に記して御礼申し上げます。

H23,1,31 中部デザイン協会 会長 高橋省次

○ 今月の写真
愛知県から多治見市へ抜ける旧道沿いの内津峠にある内々(うつつ)神社は、創建が平安時代とされ、日本武尊が東征の折に尾張の祖建稲種命の霊を祭ったと言い伝えられています。現存する社殿は江戸時代後期に、諏訪大工の立川一門が建立したもので、拝殿正面の見事な彫刻が目を引きます。境内には、太閤秀吉が朝鮮出兵の際にここで勝戦祈願をし、社殿正面の大杉を船の柱に使ったという名残があります。また本殿の裏へ回ると、さほど大きくはないものの北側の山を借景にした美しい庭園が造られており、細い散策路も巡らせてあって、池を一周するのも参拝者の楽しみとなっています。ここは私の好きな神社の一つで、時々ふらりと参拝に訪れますが、山間にひっそりと佇む風情に、時が止まったような不思議な時空を感じさせる場所でもあります。同じ境内にある妙見寺は、北斗七星を祭る珍しい古寺で、今は数少ない神仏混淆の姿を残しています。
(Posted by 丸井とも子さん)
○ 中部デザイン協会では、会員の皆さんの作品展・展示会など、商用・個人を問わず、「会員からのお知らせ」に掲載します。ぜひご活用ください。また、デザインコンペにつきましても掲載いたします。
右記アドレス宛てにお送りください。

CDA理事長のつれづれ

中部デザイン協会創立者・斎藤信治 <その2>

愛知県工業指導所のマスタープランを担当していた墨秀才課長は、斎藤と1年前の昭和24年から接触して、初代工業指導所長の招聘を狙っていた。この努力が奏功して斎藤は昭和25年4月初代所長に就任した。
斎藤は、松本政雄、高橋一郎、若園晃ら本庁のトップデザイナーも、一緒に連れてきて一挙に産工指と同レベルの陣容でスタートさせた。さらにその年の11月早くも愛知県工業設計家協会を、10余名のトップデザイナーと共に発足させた、すなわち中部デザイン協会の誕生である。翌26年10月にはTSA(Technological Station of Aichi=愛知県工業指導所)を創刊する。(写真1)その表紙に編集・愛知県工業指導所/発行・愛知県工業設計家協会と併記している。これは斎藤がこの地域にデザイン団体をいち早く組織して、企業経営におけるデザインの重要性や、デザイナーの育成の場にしようと考えたのではなかろうか。
そして1956年(昭和31年)8月1日、6年4ヶ月をもって、愛知県工業指導所を退任するのである。愛工指ニュース1956年Vol.5 No6号(写真2)で「退任の辞」を述べている。その中で斎藤は「不思議にも、試験研究指導機関の創設に縁が深く、昭和3年仙台の商工省工芸指導所の開設以来、東京本所、関西支所、九州支所に、当所を含めると5度の創設事業」を手がけたと述べている。それだけでなく前述の中部デザイン協会の創立、CDA機関誌を創刊し、さらには私が所属した中部デザイン研究所を昭和31年9月に個人経営で設立したのである。


1 TSA創刊号

2 愛工指ニュース

個人経営から昭和32年「社団法人」の認可を受けて、社団法人中部デザイン研究所として民間に於いても、中小企業へのデザイン支援をして行く体制を創った。当研究所は理事会に依って運営されており、理事長は斎藤であるが、理事に高橋一郎(指導所課長)、和田三千穂(日本陶器部長)、山口実(市工芸科長)ほか、当時のトップリーダーが居並び、私などは近寄り難かった。私は昭和34年入所したが、当時研究生が2名程いて、その中にすでに現代アーティストとして名の知れた吉川三伸いた、何のために居るのか良く解らなかったが、模様や図案を描いていた様な記憶が残る。斎藤は主に陶器皿の上絵のデザインや、花瓶のデザインをよくやっていた。(写真3)(写真4)又時間があるときは水彩画も良く描いていた。さすが東京美術学校図案科卒業しているだけあって、上手いし好きであった。(写真5)(写真6)


3 陶器皿上絵スケッチ

4 花器スケッチ

5 風景鉛筆スケッチ

6 色紙 柿

また特にデザイン講習会、講演会は引っ切りなしに依頼されていた。さらに愛知学芸大学(現教育大学)にも、講師として力を入れていた。その斉藤の教えを受けて、現在グラフィクデザイナーと活躍している大御所デザイナー達も育てた。また、昭和37年1月17〜24日かけて日刊工業新聞に連載された「工業デザイン」は、この地域で最初のデザイン論と理解している。(写真7)


7 新聞掲載の「工業デザイン」シリーズ
【拡大画像はこちら】

この様な斎藤の基で、のびのびとデザインをさせて貰ったことが、今日の私の基礎を創り上げたと思う。合わせて中部デザイン協会に早々と入会させてもらい、協会の諸先輩からいろいろと教えを乞うて、大きく私を成長させて頂いた。斎藤の基でデザインをしている時には、その偉大さに気がつかずただ若さに任せて夢中で仕事をしているだけであったが、今思うともっといろいろ聞いておけば、良かったなと悔やんでも戻れない時空があるのみ。
斎藤は昭和39年2月22日72歳で永眠しました。私が教えを受けたのは5年弱であったが、しみ込むように受けた影響ははかり知れなく血となり、肉となり現在に至っている。
しかし不思議な事が中部デザイン協会60周年を迎えるに従い起る、本当に偶然であるが島根県立石見美術館の学芸員河野氏が斎藤の研究を始める、今年1月には財団法人工芸財団の堀田氏からメールが入り、斎藤が執筆した「東京高等工芸学校図案科時代の思いで」「初期の工芸指導所の事業」の文章を編集したいので遺族を知りたいと連絡がはいる。
また60周年レセプションの挨拶のなかでバナーはのぼり旗で神がやってくるための梯子で、会場に神々が集っている話をした、その時この会場に斎藤いる様な錯覚を覚えた。
斎藤が1950年に中部デザイン協会初代の理事長に就任、60年後の現在舟橋が理事長を担っている事も、何とも不思議。(写真8)(写真9)


8 レセプション会場のバナー

9 挨拶する舟橋

(著 中部デザイン協会 理事長 舟橋 辰朗 2011/01/28)

美術館・ギャラリー情報の内容は保障できかねますので、お出かけの際は、展示期間・内容を各施設にご確認ください。

美術館等 [ 愛知県 ]
愛知県美術館
 971-5511
2/15〜4/17
  • レンバッハハウス美術館所蔵 カンディンスキーと青騎士展
  • 【所蔵作品展】 2010年度第3期
  4/29〜6/12
  • 麻生三郎展
  美術館ギャラリー
  アートスペース
1/19〜2/13
  • 第42回日展東海展(洋画,日本画,工芸,彫刻,書)
  2/1〜2/6
  • 都市デザインカレッジ愛知 建築科・インテリアデザイン科 卒業設計展(その他)
  • jumble!(写真・映像)
  • 第2回中部東瀛印社篆刻展(書,その他)
  2/15〜2/20
  • 第18回名古屋造形大学卒展(洋画,日本画,デザイン,その他)/li>
  • 橙人展(洋画)
  2/15〜2/27
  • アーツ・チャレンジ2011 美術部門展示(その他)
  2/22〜2/27
  • 結成50周年記念−白士会のあゆみ展−(日本画)
  • 第33回中部二元展(洋画,日本画,版画,彫刻)
  • 第33回國際書画中部展(書,その他)
  • 平成22年度愛知県立瀬戸窯業高等学校セラミック・陶芸専攻課修了制作展(工芸)
名古屋市美術館
212-0001
12/7〜2/6
  • 【特別展】ポーラ美術館コレクション展―印象派とエコール・ド・パリ
  2/22〜4/10
  • 【特別展】没後120年 ゴッホ展
  12/4〜2/6
  • 【常設企画展】ぷろだくしょん我S
  2/19〜4/10
  • 【常設企画展】ポジション2011米山和子展
名古屋市博物館
853-2655
1/8〜2/27
  • 第34回収蔵品展くらしのうつりかわり
古川美術館
763-1991
1/2〜2/13
  • 【新春企画展】長生きは芸術なり
  • 【分館爲三郎記念館】同時公開(季節のしつらえ)
  2/26〜4/17
  • 【企画展】企画展「富士と桜」
  • 【分館爲三郎記念館】同時公開(季節のしつらえ)
徳川美術館
935-6262
2/5〜4/3
  • 【特別展】尾張徳川家の雛まつり
名都美術館
0561-62-8884
CDA会員特典有
1/12〜2/27
  • 【企画展】近畿日本鉄道創業100周年記念 未来へつなぐ花鳥画 〜過去16回の松伯美術館花鳥画公募展を振り返る〜
  • ※2/28-6/6(予定)まで館内改修のため休館
杉本美術館
0569-88-5171
1/1〜4/19
  • 奈良 大和路
  • 【特別企画展】うさぎ
大一美術館
 413-6777
10/26〜4/24
  • ガレ&ドーム ガラスの小宇宙展
  • 【特別展示】アール・ヌーヴォーのガラス作家に 大きな影響を与えた 中国 清朝・乾隆硝子展
桑山美術館
 052-763-5188
1/8〜2/6
  • 【新春展】尾張〜美濃 ―絵画とやきもの―
  4/5〜7/3
  • 開館30周年記念 所蔵絵画リクエスト展 あなたが選ぶ桑山美術館ベスト30
岡崎市美術博物館
0564-28-5000
1/29〜3/21
  • スウィンギン・ロンドン50's-60's ―ビートルズとその時代―
  4/9〜5/22
  • 【特別企画展】桃源万歳−東アジア理想郷の系譜−
豊田市美術館
0565-34-6610
1/8〜3/27
  • 【企画展】Art in an Office
  1/8〜4/3
  • 【コレクション展】浮舟 Floating Boat
  2/19〜4/3
  • 【常設特別展】柴田是真 −伝統から想像へ−
豊田市民芸館
0565-45-4039
12/7〜2/20
  • 【特別展】生誕120年記念 河井寛次郎
  3/1〜5/29
  • 【企画展】お祝いの民芸品
刈谷市美術館
0566-23-1636
1/11〜2/20
  • 【常設展】New Collections
  2/26〜4/3
  • 【常設展】カリヤ美術どうぶつ園
名古屋ボストン美術館
684-0101
2/26〜3/27
  • 響きあううつわ ―出光美術館日本陶磁コレクション―
  4/23〜8/28
  • ジム・ダイン―主題と変奏:版画制作の半世紀
メナード美術館
0568-75-5787
1/2〜2/27
  • 所蔵企画展  昭和の記憶-名品でたどる 64年
  3/5〜4/17
  • 所蔵企画展 シャガール版画
  4/26〜6/19
  • 特別企画展 吉田善彦・林功 -受け継がれる日本画の美
国際デザインセンター
4Fデザインギャラリー
4Fデザインミュージアム
265-2106
2/9〜2/14
  • 麺の器展 日・韓・中 交流 麺の器展
  2/23〜2/28
  • キッズ・デザイン展2011(仮)
  3/16〜3/21
  • ワーロン 50's 「新たな可能性」コンペティション入賞作品展示会
  3/23〜3/28
  • 大同大学情報学部情報デザイン学科 Exhibition: New Product Design デザインの空白
  3/30〜5/15
  • IdcNデザインミュージアム・コレクションシリーズvol.16(仮)
松坂屋美術館
264−3611
1/29〜2/6
  • 第55回 現代書道二十人展
  2/9〜2/27
  • 京都府立堂本印象美術館所蔵 生誕120年記念 堂本印象展 魂の美を求めて
  3/5〜4/10
  • 松坂屋創業400周年・松坂屋美術館開館20周年記念 松坂屋コレクション −技を極め、美を装う−
  4/16〜4/24
  • 第66回 春の院展
  4/27〜5/17
  • 松坂屋美術館開館20周年記念 いわさきちひろ展
高浜市やきものの里
かわら美術館

0566-52-3366
1/15〜3/6
  • ジュディ・オング倩玉の木版画の世界
  3/12〜4/3
  • 中国〜朝鮮〜日本 東アジアの瓦の流れ
美術館等 [ 岐阜県 ]
岐阜県美術館
058-271-1313
2/22〜5/8
  • 【企画展】伊藤慶二・林武史二人展
岐阜県現代陶芸美術館
0572-28-3100
12/4〜3/27
  • カラー やきものと色の密かな関係
  8/7〜4/10
  • 『土のみた夢』 Part2 華麗なる洋食器の競演 小さなオブジェの森 粋なうつわの語らい
美術館等 [ 三重県 ]
三重県立美術館
0592-27-2100
1/4〜2/13
  • 子どもアートinみえ
  2/26〜3/27
  • コレクション展 物語る美術
美術館等 [ 新潟県 ]
新潟県立近代美術館
0258-28-4111
2/5〜3/27
  • 【企画展】牧野虎雄展
  1/29〜4/10
  • 個人コレクターたちの肖像
美術館等 [ 長野県 ]
長野県信濃美術館
026-232-0052
2/5〜3/6
  • 没後100年 荻原守衛(碌山)展 −ロダンの情熱を継いだ人−
 東山魁夷館 2/3〜3/29
  • 常設展IV 魁夷90年の生涯をたどる
北澤美術館
0266-58-6000
北澤美術館新館
0266-57-2100
清里北澤美術館
0551-48-5000
12/4〜3/27
  • 【北澤美術館新館】咲き誇るアール・ヌーヴォーの名品− ガレ、ドームの3大傑作